2023年の振り返り

年末に発刊! https://www.chuohoki.jp/item/8987.html (オンラインショップ)

 年末ギリギリに中央法規から発刊されました。編著は早稲田大学の岩崎香先生。当方も分担執筆の末席に加えていただき、一部書かせていただきました。できるだけ、わかりやすくをコンセプトに、1頁ごとに図解と文書で解説しています。
 書く作業は、いつも学びが多く、今回も他の先生方や、中央法規・小宮氏からの的確な投げ掛けに考えさせられることばかりでした。是非、手にとってご覧ください。意思決定支援や成年後見制度、権利擁護や人権などに関し、初めて学ぶ方の参考資料としても役立つのではないかと思います。

成年後見人等の受任状況

 2023年は、新たに3人の方を受任し、合計7人の方の後見事務をさせていただいています。これまで、11人の方を担当し、4件が終了となっています。どうすれば地域での生活が可能か、地域生活が維持できるかを考え、ご本人の意向を確認しながら、ご家族や関係機関と連携して進めました。
 成年後見等は、日本精神保健福祉士協会認定成年後見人ネットワーク「クローバー」が中心ですが、東京社会福祉士会権利擁護センター「ぱあとなあ」経由でも受任しております。

研修講師の状況

 社会福祉協議会関係

 目黒区社会福祉協議会権利擁護センター「めぐろ」主催の市民後見人養成講習として、「対象者理解(精神障害)」をテーマで講義を担当させていただきました。また、市民後見人候補者名簿登録者を対象としたフォローアップ編において、社会福祉士2名と共に「対人援助演習」の講師を担当させていただきました。

 品川区社会福祉協議会品川成年後見センターでは、職員研修として「『援助技術』と『意思決定支援』」を2回。支援員研修として、「意思決定支援の援助」をテーマに講義をさせていただきました。

 専門職後見人関係

 専門職成年後見人等の養成や継続研修では、精神保健福祉士協会クローバーの研修講義を担当しました。
 特定非営利活動法人成年後見ウィルの後見業務担当者研修において、「成年後見制度における意思決定支援」の講義をさせていただきました。

 地域移行関係

 世田谷区障害者相談支援人材育成研修において、「精神障害者の理解と精神科病院からの地域移行」の研修テーマで、「精神障害者の歴史・精神科医療の今昔物語」の講義、パネルディスカッション「精神科病院側から見た地域移行 退院支援を考える~お互いを理解し、当事者にとってよりよい地域移行を目指して~」のコーディネーターを務めさせていただきました。久しぶりに精神科病院からの地域移行に関する研修に携わらせていただき、改めて学び直しました。

 東京都精神障害者地域移行促進事業の「地域移行関係職員に対する研修」においては、「地域移行支援で共有したい 精神科病院の状況と意思決定支援の重要性」について講義させていただきました。わかくさ福祉会にはお世話になりました。

 親亡き後

 「親亡き後」と「成年後見制度」に関連したテーマでは、家族会「はるの会」からも声をかけていただき、「『親亡きあと』を考える~親亡きあと、具体的に何がおこるのか?今から準備を始めよう~」をテーマに講義させていただきました。
 世田谷区精神障害者共同ホーム連絡会研修会では、「親なき後の問題について」について講義させていただきました。

 その他の研修講師等

 東京精神保健福祉士協会成年後見権利擁護支援委員会の発足記念研修として、「成年後見制度の概要と最近の動向―成年後見制度における意思決定支援の位置づけ―」について、講義する機会をいただきました。

 大学関係

 大学では、東北福祉大通信制大学で「ソーシャルワーク演習」、早稲田大学人間科学学術院で「貧困に対する支援」の非常勤講師を担当しました。その他、武蔵野大学において、「ソーシャルワークの理論と方法(専門)Ⅱ」として、精神保健福祉士の多様な実践展開や、精神保健福祉士の仕事の醍醐味について講義する機会をいただきました。

ホームソーシャルワーク・スーパービジョン・アドバイザー等

 ホームソーシャルワークおよびファミリーソーシャルワークは、ご希望の方とかかわらせていただきました。
 スーパービジョンでは、継続も含めて5人のSVを実施し3名は終了し、2名はR6年も継続となりました。
 文京区社会福祉協議会権利擁護センターとアドバイザー契約を結び、年間をとおして職員との相談や打ち合わせ等を行い、実務者会議へも出席させていただきました。

社会的活動

 狛江市権利擁護小委員会兼権利擁護支援地域連携ネットワーク協議会、狛江市社会福祉協議会・あんしん狛江、目黒区社会福祉協議会「めぐろ成年後見ネットワーク」、大田区成年後見制度等利用促進協議会、世田谷区障害認定審査会、社会福祉法人めぐはうす、日本精神保健福祉士協会の理事等にかかわらせていただきました。
 6月、東京精神保健福祉士協会内に成年後見権利擁護支援委員会が発足し、委員長を拝命しました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

この記事を書いた人

長谷川千種

昭和大学附属烏山病院の精神保健福祉士(ソーシャルワーカー)として30年メンタルヘルス領域のソーシャルワーク実践に携わりました。退院支援、受療支援、地域関係機関との連携の他、成年後見制度や日常生活自立支援事業(地域福祉権利擁護事業)等、多くの経験をさせていただきました。個人事務所で新たな歩みを始めたいと考えています。